幼児教育・保育の重要性
今幼児教育がトレンドになっています。
それはOECD 諸国が2001年にまとめた報告書Starting strong(⼈⽣の始まりこそ⼒強く)の中に幼児教育・保育に関するエビデンスが報告されたことが引き⾦になっているようです。
OECD 諸国はこのエビデンスに基づき幼児教育・保育を国の優先課題として取り組んでいます。
<幼児教育・保育のエビデンス>
★幼児教育・保育への公共投資は、その後の⼦どもの育ちや国の経済にとって有効である
★質の⾼い幼児教育・保育の提供は、⼦どもたちの幸福感や学びの成果、⽣涯に渡って学ぶ意欲の基盤作りに貢献する
OECD諸国に遅れをとりながらも、日本はStaring strong3(2012年)で部分的に参加をはじめ、2015年の子育て支援新制度、2018年の幼児教育3施設の指針・要領の同時改定と続き、そして2019年に幼児教育の無償化がスタートしました。同時に働き方改革の一部が施行されましたので、やがて世界で最も子育てのしやすい国となることを期待します。