保育園でよく見られるシチュエーションや子どもたちの行動について紹介します。

・言い争い

友達とおもちゃを取り合ったり、遊びのルールを巡って意見が食い違ったりすることは、成長過程でよく見られる現象です。
保育士は仲裁や感情のコントロールを促します。
具体的には、「お友達の気持ちを考えてみよう」、「どうしたら一緒に遊べるか考えてみよう」など、相手を思いやる声かけが重要です。

・わがまま

「自分のものだ！」と物を譲らなかったり、「これがしたい！」と自分の希望ばかりを主張したりすることもよくあります。
このようなわがままな行動は、子どもが自分の意見をしっかりと持ち始めた証拠。

保育士は「自分だけでなく、みんなが楽しめるように一緒に考えてみよう」と、子どもに理解できる言葉で伝えることがポイントです。

・無気力

遊びや活動に対して無気力になったり、やる気を見せない子どももいます。
特に、保育園に通い始めの子どもや、環境に慣れていない子どもに見られることがあります。

無気力な状態にある子どもには、保育士が声かけを行い、少しずつ興味を持たせるように働きかけます。

例えば、「この遊びは楽しいよ！一緒にやってみようか？」と誘って、興味を引き出すことが大切です。また、その子が興味を持ちやすい活動を見つけてあげることも効果的です。

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